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ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ
とは？
１９８４年に原作者であるイーストマンとレアードの自ら設立したミラージュ・スタジオから
出版されたコミックがはじめりです。
この一番初めのコミックはマーヴェルコミックスの「ニューミュータンツ」と「デアデビル」をパロったもので
表紙はフランク・ミラーの「ロウニン」のパロディでした。
そしてハンバーガーショップのナプキンに描いた亀の落書きが事の発端というのは有名な話です。
のろまなイメージの亀が闇に生きる武道の達人の忍者であるというのが大うけしたのかわかりませんが
その後、爆発的な人気を得て、アニメになり映画になりＴＯＹ等いろいろ展開します。
主人公は４匹(人？)の亀で、読んで字のごとく１０代のミュータント(変異体)亀忍者です。
４匹ともピザが大好物で、ルネサンス期の有名な芸術家の名前をあてがわれています
(モナ・リザのレオナルド・ダ・ヴィンチ、聖母子のラファエロ・サンティ、
最後の審判のミケランジェロ・ブオナローティ、ダビデ像のドナテルロ)
ハチマキの色と異なる武器で見分けます(フィギュアでは肌の色も違います)。
彼らはよく「カワバンガ」という言葉を発しますが、１９５０～６０年代のサーファー達が
使っていた俗語からなるもので、
「行くぞ」とか「やったね」とかの意味があります。
サーファーが波に乗るときに使っていた言葉なので、タートルズは(その場の勢いの)波に乗るぞとか、
(その場の勢いの)波に乗ったぞ等の意味で使っていたのだと思います。
なので意味は決して「バッチグー」ではありません
（実写映画の翻訳ではそう解釈されていましたが…）。
ちなみに
Ｔeenage Ｍutant Ｎinja Ｔurtles の頭文字をとってＴＭＮＴと略して呼ばれてもいます。
当時のイギリスではニンジャというのがバイオレンスなイメージのため、
ティーンエイジ・ミュータント・ヒーロー・タートルズになっています。
そしてミケランジェロの武器であるヌンチャクもだめだったらしく、
アニメではタートルズが武器で戦っている姿が大幅カットだったそうです。
２００３年にはアメリカで新しくアニメになっています。
この新しいのは、１９８７年にアメリカで放送されたものとは全く違い、キャラクターもシブくなっています。
言葉で表すならＣＯＯＯＯＯＯＯＬ！！
１９９３年に日本でもアニメが放送されていたのでけっこう知っている人は多いと思います。
そのアニメ放送に便乗しタカラからＴＯＹも発売されましたが、ベーシックシリーズでは
肝心のシュレッダーやビボップ、ロックステディ等の極めて必要な悪役は発売されませんでした。
ミューテイションシリーズでは発売されましたが…
その後、シリーズは続投されずに訳のわからない物が発売され
アニメの放映も終了とともに終わりをつげました。
アメリカでは１９８８年にPlaymates社からアクションフィギュアとして発売されました。
その人気は凄まじく様々なものが発売されました。ほんとに様々なものが。
ユニバーサルモンスターやスタートレック、原始人にスポーツ選手等のいろんな格好しているものや、
ピザを飛ばしたりゼンマイで動いたりするものまであります。
１９９６年に日本が製作したオリジナルアニメビデオ「ミュータントタートルズ 超人伝説」は
日本独自の玩具「スーパータートルズ」のストーリーなのでこの事実事態を忘れましょう。
ビデオゲームも数多く発売されております。
第１ゲームはコナミ社より１９８９年にファミコンカセットで発売されました。
日本でも同年に「激亀忍者伝」という素晴しく心地の良い響きのある題名で発売されました。
１０代の変異体亀忍者という直訳は避けたのでしょう。
おかげでタートルズというものがイロモノ扱いされたのはいうまでもありません。
また同年にはアーケードゲームでもでています。これはファミコン版とは全く異なり素晴しい出来です。
１９９０年にはファミコンソフト第２弾が発売されました。
これはアーケードをファミコン用に移植したもので出来は悪くありません。
海外では２作目ですが日本ではこのソフトで初めてタートルズとして発売されました。
１９９１年にはＴＭＮＴマンハッタンプロジェクトという題名で第３弾が発売されました。
これはかなり出来がよくＴＭＮＴのキャラクターが数多く出ており、
タートルズもちゃんと個性が別けられておりました。
１９９２年にはスーパーファミコンでＴＭＮＴタートルズインタイムが発売されました。
このゲームはアーケードでもでましたが(日本未発売)、スーパーファミコンの方がよく出来ており、
タートルズ好きでないゲーマーも熱くさせられるゲームというぐらい面白いゲームです。
１９９３年にはスーパーファミコンソフト第２弾ＴＭＮＴミュータントウォーリアーズという
２Ｄ対戦格闘のゲームが発売されました。
当時はストリートファイターⅡという２Ｄ対戦格闘ゲームが社会現象になるほど流行り、
それに便乗しているゲームが多々ありました。
それのタートルズ版です。しかし、ゲームバランスが悪かろうが
このミュータントウォーリアーズは当時の対戦格闘ゲームのなかでも面白い方だと思います。
そしてなんと、このミュータントウォーリアーズはファミコン版もあります。
残念ながら日本未発売ですが…。
他にはゲームボーイでも３作品、メガドライブで２作品が発売されており、
ゲームの発売期間や本数でもわかるように
当時のタートルズの人気が絶大だったというのがよくわかります。
映画も実写で公開されております。
１作品目は１９９０年に公開されております。
音楽はＭＣハマーが担当して当時は話題を呼びました。
翌年の１９９１年には２作目が公開されてます。
この作品にはスーパーシュレッダーとラザーとトッカが出ています。
１９９３年には３作目が公開されております。
この作品はタートルズが戦国時代の日本へタイムスリップしてしまう話です。
フィギュアでも映画版のものが発売されております。
全映画を通して言える事は、実写か…という事でした。
いろいろとカテゴリーがある中でも映画、アニメ、コミック、ＴＯＹでは設定が
似て非なるものになっており、統一はされておりません。
当ＨＰはフィギュアの設定のものです。
そしてアニメやゲームによりキャラクターの名前の呼び名が違っていますが(例 ドナテロ＝ドナテルロ)
当ＨＰではあえて日本にきた当初のタートルズのキャラ名称(１９９０年)で呼ばしていただいております。
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